待ち焦がれる時

ただのわたくしごと

求めるもの。

自担に求めるものってなんだろう。
やっぱり“アイドル性”?
“アイドル性”って一言に言っても人それぞれ回答が違う。
私が彼らに求めるものってなんだろう。
ジャニーズとしての格好良さなんてとうに取得出来ている。
でもこれまた“格好良さ”と一言でまとめても色々ある。
それぞれの輝き方を彼らは見つける。
時に迷い時に立ち止まりまた歩き出し。
彼らは強い。挫折する瞬間って沢山あるだろうに。
きっとそれぞれ抱く意思は強い。だからここまで来ているのだろう。
涙を、汗を、全てを、拭い、立つステージ。
スポットライトを浴びるその瞬間。
彼らは無敵になる。
しがらみから解放されたかのように飛び立つ。
恐れも何も無いままに。
感じるままに己のペースで観客を巻き込む。
さぁ、今だ。ここからだ。
とばかりに胸を張る。
でも触れば壊れそうで儚くて全部夢なんじゃないかと錯覚させる。
でも全て本当であり本物である。
どこまでもどこへでも行ける。
そんな気がして可能性なんて一言では伝わりきれなくて。
彼らが歌えば踊れば、何かの化学反応を起こしたかのように旋風が巻き起こる。
彼に目を追う。追いきれなくなりそうになりながらも必死に彼に全てを降り注ぐように。
彼に求めるもの全てを出し切るように。
同じ瞬間を同じ場所で過ごす今が現実であるなんて、『現実』という2文字になるなんて思いもしないまま。
でもしっかりとその眼差しは私を惹きつける。
彼の見る場所全てに彩りを。
もう一度、アンコール。
もう一度、アンコール。
彼に何かを求めるんじゃなくて、彼そのものを求めているんだ。
きっとこれからもずっと。
確かなものにしていくために。
彼に何かを託して。
彼自身を委ねて。
私は彼が存在するこの世界そのものを求める。

 

 

あなたは何を求めていますか。