待ち焦がれる時

ただのわたくしごと

今の貴方を。

__“TravisJapan”

 

目を閉じると個性溢れるダンスをする彼らの姿が。
その姿を数えると9人。
なぜだろう、寂しく感じるのは。
そう、今、現実には阿部顕嵐くんの姿がそこにはないからだ。
ユニット作成、増員、減員、解体が当たり前の今だがなかなかその現実を受け止めることに抵抗を感じているのは事実かもしれない。
私の中でTravisJapanは9人であってそれ以上でも以下でもなくて。
でも現実はそうにはいかない。
いつかそんな日が来てしまうのだ。
そして実際に今やって来ているのだ。

顕嵐くんはどう今を受け止めているのか。
彼が今まで背負って来た看板を急に下ろし新しい看板を背負うことになった彼はどう思ったのか。
今までの時間を築きあげてきたTravisJapan。
そのユニットに背を向けなければいけなくなった彼の心情は考えてもマイナスの方にしか頭が回らないのは私だけなのか。
だがそうは言ってられない。
ただの甘ったるいじゃれごとな考えであるのは分かっている。
“何が起こるか分からない”
それが当たり前であるからだ。

でも、確かにTravisJapanは今まで何事もなくやって来た訳ではなかった。
顕嵐くんだけの一部を例に過去はSexyBoysと呼ばれる括りになってTravisJapanを抜けたのかと言われた時期もあった。
骨折し、青山劇場で行われたPLAYZONEに出演出来なかったりもした。
特に、SexyBoys略してセクボと呼ばれる括りにはファンの間で賛否両論。様々な憶測などが飛び交った。
だが、中山優馬くんがザ・少年倶楽部で披露した『交差点』この曲でTravisJapan、9人が再集結した。
顕嵐くんの登場に会場は沸き、

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それ以上に最後のサビで9人全員の登場に沸いた。(写真が8人しか見えないすまぬ!)

私は鳥肌がたった。
あゝこれが待ち望んでいた景色なのかもしれないと。
私はどんな括りでも彼は置かれた場所で花咲くからいいと思っている。
むしろ、どんどん成長していく為には必要なことかもしれないと思っている。
だが、やはりTravisJapanにはそれだけ思い入れが深いのだと実感した瞬間だった。

先ほども言ったように成長していく為にはどんな括りでも受け入れていく必要がある。
その通りだと分かっている。
むしろ、彼は誰にも言われなくてもそんなの最初から分かっていると思っているだろう。

彼は使命感で成り立っている気がする。
彼に与えられるのは全てミッションであって、それを彼はこなしていく。
何と言えば伝わるのか分からずこういう表現しか出来ないがとにかく、彼は“余裕”なんだ。
TravisJapanにいてもlove-tuneにいても。
必死な部分ってあるはずなのにそれを見せないんだ。
それと共に不安な部分だってきっとあるのに。
私から彼へ使命するとしたらとにかく変わらないで欲しい。
自分でも、変わらないと雑誌で言っているが本当にそうであって欲しい。
変わらないといけない時ってこれから要所要所に出来てくる。
けれど根本的な彼の志というかそういう部分では変わらないで欲しい。

TravisJapanの顕嵐くん以外のメンバーはどう受け止めているのか受け入れているのか分からないが、彼を「TravisJapanの顔」「TravisJapanのセンター」として認めてくれているそんな素敵なユニットに存在していたことを忘れないで欲しい。(以前のブログにも書いたけれど)
そう言われなくても彼はいつでも準備満タンでTravisJapanのメンバーと踊ったり出来るんだろうな〜敵わないな〜と思うけれど。

 

顕嵐ちゃん、把握するのは今置かれた状況だけでいい。
love-tuneの一員になっている、それだけでいい。あまり他の感情に背負われすぎないで。
「なんで顕嵐がいるの?」などと批判的な声もあったけれど、みんな大好き阿部顕嵐なんだよ結局は。認めちゃうんだよ。何でも出来ちゃうこなせちゃう貴方に。だからこその批判もあると思うけれど。何をしても批判はつきものだからそれをも巻き込んでしまえばいい。
ファンは絶対に着いて行くから。
今まであった出来事は全て吸収しているから、道へと進む糧になっているから。貴方の中で。
だから安心してまた新たな挑戦に挑んで。
拾えるものから拾っていこう。

 

私も目を伏せていないでしっかりと彼を見届けてあげないとと改めて思った。
現実を受け止めるんだ、と。
でもこの現実って辛いことなのか??
いや、辛いことではないはずだ。
確かに私のように悲観的に捉えている部分がある人だっている。
だが、彼の道筋が広がった瞬間なのでは?
love-tuneの一員になって彼がまた頼もしくなったのは事実である。
様々な意見を一心に背負いステージに立つ姿は勇ましいと思う。
“帝王顕嵐”と呼ばれるその自信ありな姿。
彼の一生懸命な姿を見ると何でもよくなっちゃうんだ。もう彼なんだ。何が何って彼自身なんだ。
全部彼に託してるんだ。理性も感情も。
だからもっと阿部顕嵐色にどんどん染めていって欲しいと思う。
きっと自然に染まっていくけれど。
呼吸の度にスパンコールが散りばめられるように。

 

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せつない痛みほど 本当の強さとやさしさに変わる
そして出会う人と いつかまた歩き出せる


___中山優馬 『交差点』


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痛みを伴う新たな出会い。
私たちにとっても、だ。
だがそこには希望と期待が膨らんでいる。
決して永遠の“別れ”などではない。
きっと、誰もが歓喜してきた瞬間を、
忘れない。忘れられなんかできない。
きっとずっと目を閉じれば鮮明に。
彼らの思い出全てを受け入れよう。
そして新たな出会いと共に踏み出された一歩は道は違えど同じ時を同じ瞬間を過ごした仲間としてそれぞれの歩幅で繰り出される。
同じ空の下。何にだってなれる。お互いに成長していくんだ。
その姿を刺激とし彼らは進んで行くんだ。
だから悲観的なことではないよね。

彼が存在したTravisJapanは永遠である。
私たちが今まで見て来たもの、感じたものは事実であるんだ。
幻想とかじゃないんだ。
だから大丈夫。逃げも隠れもしないから。
いつも逃げるのは私たちヲタク自身なのかもしれない。
だから、今の阿部顕嵐を。等身大の彼の全てを受け止めよう。

 

顕嵐くんの今が、想像してきたストーリーじゃなくともきっと貴方にとって素晴らしい財産になるから。

私たちにとっても。

 

 

 

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